1バーツは今、約2.6円。タイで暮らしていたときは面倒なので3倍で換算していた。1000バーツなら3000円という具合。
ウチの会社の場合、給与総額の8割が現地通貨、2割が日本円という比率で固定だったので、現地での生活に必要な額の倍くらいの給料をバーツでもらっていた。当然余るわけである。余るとどうなるかというと、お金に対して無頓着になり、感覚的に1000バーツを1000円くらいの感覚で使うようになってしまうのである。
例えば夕飯を食いに行って10000バーツ払っても、少し高かったな、と思う程度である。ちなみに昼飯など一食50バーツもあれば食べられるのだから、その200回分の金額を支払っているのにも関わらず、である。僕の会社のカメラ仲間も同様で、一時期、50000万バーツもするレンズをポンポン買っていた輩もいた。まあ人間的にはある意味間違った方向に行ってしまうのではあるが、この感覚をバーツマジックと呼び、ひとときの贅沢を楽しんでいたものである。
さて、日本に帰ってきて…。
僕はワインが好きなので、向こうで1000~2000バーツくらい価格帯のワインをよく飲んでいたのだけれど、円に換算すれば、2600~5200円になる。ところが日本で例えば3000円のワインが買えない。出せてせいぜい1500円くらい。ビールも同じ。6缶で1000円以上かよ!と思うと、つい発泡酒を選んでしまう。
逆の反動で、今度はお金が使えなくなってしまった。ということは、インフレの国に行ったら、さぞかしお金がたまるのかもしれない。あっ、でも逆に価値は下がっちゃうから危ういのか?
ウチの会社の場合、給与総額の8割が現地通貨、2割が日本円という比率で固定だったので、現地での生活に必要な額の倍くらいの給料をバーツでもらっていた。当然余るわけである。余るとどうなるかというと、お金に対して無頓着になり、感覚的に1000バーツを1000円くらいの感覚で使うようになってしまうのである。
例えば夕飯を食いに行って10000バーツ払っても、少し高かったな、と思う程度である。ちなみに昼飯など一食50バーツもあれば食べられるのだから、その200回分の金額を支払っているのにも関わらず、である。僕の会社のカメラ仲間も同様で、一時期、50000万バーツもするレンズをポンポン買っていた輩もいた。まあ人間的にはある意味間違った方向に行ってしまうのではあるが、この感覚をバーツマジックと呼び、ひとときの贅沢を楽しんでいたものである。
さて、日本に帰ってきて…。
僕はワインが好きなので、向こうで1000~2000バーツくらい価格帯のワインをよく飲んでいたのだけれど、円に換算すれば、2600~5200円になる。ところが日本で例えば3000円のワインが買えない。出せてせいぜい1500円くらい。ビールも同じ。6缶で1000円以上かよ!と思うと、つい発泡酒を選んでしまう。
逆の反動で、今度はお金が使えなくなってしまった。ということは、インフレの国に行ったら、さぞかしお金がたまるのかもしれない。あっ、でも逆に価値は下がっちゃうから危ういのか?
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by beerman7
| 2012-11-23 09:03
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