カテゴリ:タイログ( 139 )

1バーツは今、約2.6円。タイで暮らしていたときは面倒なので3倍で換算していた。1000バーツなら3000円という具合。

ウチの会社の場合、給与総額の8割が現地通貨、2割が日本円という比率で固定だったので、現地での生活に必要な額の倍くらいの給料をバーツでもらっていた。当然余るわけである。余るとどうなるかというと、お金に対して無頓着になり、感覚的に1000バーツを1000円くらいの感覚で使うようになってしまうのである。

例えば夕飯を食いに行って10000バーツ払っても、少し高かったな、と思う程度である。ちなみに昼飯など一食50バーツもあれば食べられるのだから、その200回分の金額を支払っているのにも関わらず、である。僕の会社のカメラ仲間も同様で、一時期、50000万バーツもするレンズをポンポン買っていた輩もいた。まあ人間的にはある意味間違った方向に行ってしまうのではあるが、この感覚をバーツマジックと呼び、ひとときの贅沢を楽しんでいたものである。

さて、日本に帰ってきて…。
僕はワインが好きなので、向こうで1000~2000バーツくらい価格帯のワインをよく飲んでいたのだけれど、円に換算すれば、2600~5200円になる。ところが日本で例えば3000円のワインが買えない。出せてせいぜい1500円くらい。ビールも同じ。6缶で1000円以上かよ!と思うと、つい発泡酒を選んでしまう。

逆の反動で、今度はお金が使えなくなってしまった。ということは、インフレの国に行ったら、さぞかしお金がたまるのかもしれない。あっ、でも逆に価値は下がっちゃうから危ういのか?
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Yuikoの誕生日をHalも含めて迎えるのは、2度目のこと。
去年はHalはまだ生まれて半年で植物みたいなものだったので、
今年は彼と二人で何かをプレゼントしたいと考えた。
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頭の中でハートの形を想像しながら、一枚一枚写真を撮ったけれど、
一番下のところがあまり尖ってなかったのは、
イメージ力不足といったところか・・・(笑)。

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こんなカットを100枚ほど。
それをPhoto shopでパズルのように組み合わせて一枚に。
それなりに地道な作業ではありました。
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今タイは水掛祭りで有名なソンクランの最中で、いわばタイのお正月。普通は実家に帰り、家族や親戚や友達に会う期間のはずなのだが、工場が停止する期間でもあるので、その停止期間を利用しての工事のためにみんな仕事を続けている。

夜はその仕事仲間とその家族や恋人が集まり、次の日に影響がない程度に酒を飲む。酒が入るとみんな饒舌になり、独身だとばかり思っていたヤツに実は別れた奥さんと子供がいることを知ったり、あるヤツは三角関係の修羅場の最中で今日は来れないということを知ったり、今まであまり話をしなかったスタッフが実は写真が大好きだということを知ったり、仕事で接しているだけでは見えなかった彼らの日常を知って、より彼らを身近な存在として感じるようになった。

僕は彼らが話していること全てが分かるわけではないけれど、方々で話して笑っているのを見ていると、なんだか大きな家族みたいだなと思った。みんなの心がつながっているのが伝わってくるし、大人のまわりで遊んでいる子供は、すごく安心しているのが表情から分かる。

僕にも少しだけ記憶があるけれど、日本も昔はこんなふうにゆったりした時間が流れていたのだ。Halにもこういう豊かな時間を伝えていけたら、と思う。
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東北地方太平洋沖地震への支援を目的としたチャリティーマラソンがバンコクで開催された。Yuikoの友達が運営に関わっている関係でそのことを知り、会社の人に声をかけたところ、6人の人が参加してくれた。こういうのはなんだか嬉しい。

3kmと9kmがあったけれど、僕は3kmにエントリーした。
警察官の交通誘導もむなしくタクシーやバスに脅かされながら走るはめになったものの、何とか完走。Halも一緒にベビーカーで参加しましたよ。その模様が、日本のTVでHalが一瞬映ったらしいです。

被災地の人たちにちゃんと届くといいなあ・・・。結局ボランティアやチャリティって入り口はたくさんあっても、実際に困っている人たちに届くところまでは分からないもんな。
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4泊5日で、マレーシアのランカウイ島近くのリペ島という島に行ってきた。
きっかけは、バンコクにその島から遊びに来ていたイタリア人とレストランで話をしたときの彼の「タイで2番目にきれいな海があるよ」という言葉に惹かれて。ちなみに1番はシミラン諸島の海なのだそうだ。謙虚でよいのだ(笑)。アクセスが悪く行く人が少ないのか、まだ地球の歩き方にも情報は載っていないし、ネット上でも情報が少ない。なので、今回はこれから行こうとする人の助けに少しでもなれば、ということで・・・。

交通手段:Don Mueang→Trang→Hat Yai→Lipe
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今回は、Trang(トラン)までDon Mueang(ドンムアン)7:00発の飛行機(Nok Air)で飛び(1時間半)、Hat Yaiの町を経由して(ハジャイ)港へ。そして12:30発のTiger Lineの高速フェリーで2時間半。
今回利用したのは、ノックエアーのリペ島までの交通手段が全てパッケージになったもの。ひとりあたり5,000バーツちょっとだったので結構お得だと思う。何より空港から港までの1時間ほどの距離の移動手段を心配しなくてよい。しかしそのパッケージを利用した場合は、Don Mueang(ドンムアン)空港を7:00に離陸し、島に着くのは15:00と一日がかり。
もう少し早く行ける方法もあるのかも知れないが、ネットで調べると島へ渡る船の乗り継ぎがうまくいかずにTrang(トラン)で一泊した人もいたようだったし、1歳の子供を連れての旅だったので、ギャンブルはやめて確実な方法を選ぶことにした。

宿:Kasirin Resort2(1,200バーツ) エアコン付、水シャワーのみ、食事なしb0027109_13505033.jpgb0027109_1173298.jpg
Agodaにも情報はあるが少ない。というか、島自体のキャパがもともとないのが原因かも。通常は扇風機のみのバンガロータイプが多い。メインビーチであるパタヤビーチから反対側の海までは1kmくらいなので、この間の道沿いにある宿ならどこに泊まっても不便はない。リゾートタイプのホテルは島の繁華街から少し離れているので、静かに過ごしたければそれもいいかも。

食事:シーフードが死ぬほどウマイ
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おすすめは、パタヤビーチにあるLipe Cafeの朝食とメインの通り中ほどの坂を上がったところにあるHANTALEのシーフード。HANTALEでは、店先に計り売りでその日に採れた魚、エビ、カニ、貝などをバーベキューにしてくれる。レモンとショウガとニンニクを和えたソースで食べるともうたまりません。

物価:少し高いかな、くらい
まあ島までの運搬費用を加味すればそんなもんかなと思う。食事は朝飯200バーツ。晩飯飲み代込みで350~600バーツくらいかな。singa beer小瓶60バーツ、大瓶120バーツ。食事は一皿80~150バーツくらい。ネットは3バーツ/min。

その他メモ:
ATMなし。両替は可。ネットカフェ日本語可。レンタルバイクやレンタル自転車なし。リアカーを横につけたバイクがタクシーとして走ってくれる。料金は交渉だけれど、たいていの場所は歩いていける。王様の娘の別荘がある。車は走っていない。というか、車が走れるような広い道がない。海軍のキャンプがある。ダイビングショップはたくさんある。コンビにはないが、お店はたくさんあり必要なものはひと通り揃うと思う。オムツや生理用ナプキンなどもあり。島内にイミグレがあり、ランカウイへフェリーで渡ることも可。
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この頃はチェンマイの仕事が忙しいので、週に一日ほどスタッフの家に泊めてもらっている。先日の夜は彼の奥さんや近所の人が、タイ料理を準備してくれていたので、それをつまみながらビールを飲んだ。そのときの話しを少し。

彼曰く、タイ(の仏教)にはやってはいけないこと五箇条というのがあるそうで、
1.嘘をついてはいけない
2.盗みを働いてはいけない
3.殺生はいけない
4.酒を飲んではいけない(彼の解釈では二日酔いにならなければよいのだそうだ)
5.愛人を作ってはいけない(彼の解釈では風俗はよいのだそうだ)

そして、彼の思う幸せの条件は、
1.健康であること
2.家族が仲がよいこと
3.友達が元気なこと
4.仕事が楽しいこと
5.それなりに給料を得ること

Enokiはどうだ?と聞かれてしばらく考えた後、4と5のバランスが難しいと答えた。彼は年齢的に僕よりひとつ上なのだが、どこの国に行っても人が考えることはそれほど変わらないものなのだねぇ。
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先日、会社の上司とお客さんともに1泊2日で釣りに出かけた。
狙いはその時期、その海の状況によって船長が独断で決めるのだが、今回はカジキマグロだという。
で、釣れてしまいました。餌はイトヨリの生餌。
十分でかいと思うのだが、船長曰くこれでも小ぶりとのこと。
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カジキマグロと言えばあの角である。角は何のために使うのかを調べてみたら、「餌の魚などを捕食する際に振り回して獲物を打ちのめし、気絶、あるいは致命傷を負って瀕死の状態になった獲物を捕食する。また、より大型のサメ類から身を守るのにも用いられる」のだそうだ。格好がいいから、という理由ではないようだ。さらに今回釣り上げたバショウカジキ、なんと「トップスピードなら時速100km以上に達すると考えられており、25mプールを1秒以内で駆け抜ける速さに相当し、水中で最も速く泳ぐことのできる動物として、ギネスブックにも記載されている」のだそうだ。いやはやすごいヤツなのである。そんなに早く泳ぐ必要があるのかどうかは別として、とにかくすごいのだ。ところで、単に味が似ているのでカジキマグロと言われるが、カジキはマグロの仲間ではないのだそうだ。

さて、釣りの楽しみは2つある。
釣る楽しみはもちろん、食べる楽しみである。釣り上げたカジキは胴体を4つに切断し、4人で分けた。そして僕はこっそりカマの部分を自分のクーラーボックスに忍び込ませた。その他今回の収穫は、船の上で作ったイトヨリとイカの干物等々である。

さっそく帰ったその日に刺身にして食ってみたが、まだ堅くゴムを食っているかのような反発力。カタイ・・・。もう一日氷を入れたクーラーボックスで寝かせるて翌日食ってみると、うーむ美味。結局刺身とカマ焼きと漬け丼にして食った。4分割した切り身はもともとが大きいので、皮をむいて血合いを取り除いてサクにしたのが、まだ刺身にして10人分くらい残っている。
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あとどうやって食うかな・・・。
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日曜日。
朝飯を食いながら今日はどうすっか?と話しながらガイドブックを眺めていたら、マハチャイという港町の市場が魚介に溢れていてなかなか魅力的である、という記事を見つけた。市場というところは、エネルギーに溢れているし、なんだか旅行している気分になれるので好きだ。

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BTSで終点のウォンウェンヤイまで行き、そこからタクシーでローカル電車の駅に向かう。駅は、あえてそうしているのかと疑いたくなるくらい、周りの風景に溶け込んでしまっていて非常に見つけにくかったので、800mほどの距離ではあったけれどタクシーで行って正解だった。マハチャイとの一時間ほどの距離を結ぶほとんど地元の人しか利用しないようなローカル線だ。料金は10バーツ(30円)。

さっそく電車に乗り込む。HALは電車が初めてだったが、車体を軋ませながら走る列車の騒音にも特に驚いた様子はない。
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マハチャイに到着し、早速散策。
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日本では天然記念物の生きる化石といわれるカブトガニも売られていた。
でも、おいしそうではない(笑)。

さて、このマハチャイ市場の面白いところは、駅が市場になっているところだ。駅が市場に占領されてしまったと言ってもいいかもしれない。
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そして写真のように大胆にも線路の上に店を構えているツワモノもいる。
電車が来たら退くのだろうか?(笑)

ところで、タイの人は雨が降るとよくこうやって頭にビニール袋をかぶる。頭だけが濡れないことにどれほど意味があるのは分からないが、体は濡れてもあまり気にしないようだ。頭かくして尻隠さずでも良いのだ!
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ニュータイプも登場!
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おばちゃんにちゃんと綺麗に撮ってよね!とリクエストされたが、
被写体がどうも・・・、とは言えませんでした。
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資格試験を受験するために、日本に一時帰国したときのタイ航空の機内でのこと。
3列シートの僕の隣の席には、乳飲み子を連れた夫婦が座っていた。
数日前、YuikoがHALを連れて日本に帰ったとき、ANAのCAの気の利かないマニュアル対応が大変に疲れた、という話を聞いていたので、少しでも楽になるように僕がどっかの席に移動して、3列で座れるようにCAにかけあってみようかな、と思っていたら、一番偉そうな人が出てきて、乳飲み子を連れた夫婦のために別の席が用意できたと言いに来た。見ていると飛行中も何かと気を使い、これこそ本当のサービスだな、と感心した。

サービス。僕は今まで「自分がちょっと得をする = サービス」と考えていたけれどそうじゃなくて、限りあるものをみんなが心地よくなるようにシェアすることが本当のサービスなのかな、と思った。それをコントロールするのはかなりセンスが要ることで、マニュアルを自分のいいようにしか解釈できない人たちにはできないだろうなー。

この辺りは、マイペンライの気質から来ていると思う。マイペンライは、微笑みの国というフレーズ同様、タイ人のいい意味で大らかさを表す言葉として有名だけれど、時にタイ人のいい加減さを表す言葉としても使われる。でもいい加減かどうか、ってのは、日本人の尺度でしかなくて、そもそもタイの人たちは、自分に出来ることを自分なりにやる、困った人がいてそれを自分がかぶっても大して気にしない、という気質を持っていると思う。

これがどこからやってきたかについては、僕は気候が関係していると思うのだけど、食べ物が豊かな温暖な地域では、明日のこととか今日の収穫の成果とかは大した問題にならなかったのではないか。それよりもみんなで楽しくあることを優先してきた人たちな気がする。翻って日本など、計画的に農業を行わなければ食べ物を手に入れられない気候地域では、働かざるもの食うべからず、という考えが生まれ、平均的に横並びである枠の中にいることで、自分が仕事をしていないという突込みを入れられないようにしてきた。だからなんだかセコい国民性になってしまったんじゃないかと思う。

そんなわけで、マニュアルを頼りに仕事をするというのは、あなたはここまでやったら合格点ですよ、という基準を得るためにも分かりやすい線引きにはなるのだが、それ以上でもそれ以下でもない均質的なサービスになりやすい。


その辺が、タイ航空と、ANAのサービスの違いにつながっているような気がしてならない。
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昨日、バンコクの緊張は一気に高まりました。
UDD(赤シャツ)の幹部7人が自首したため、やり場を失った残されたデモ隊が暴徒化して、バンコクの主要な建物への放火を始めたからです。仕事からの帰り道、いつもなら渋滞する幹線道路もほとんど人がおらず、バリケードとして積まれたタイヤが燃えていました。本能的にヤバいな、という切迫した感じを受けました。

あーあ、いつになったら普通の日に戻るんだろう。
病気になって、健康のありがたみが分かって、危険を感じて平和のありがたみが分かって。
当たり前に日常が過ぎていくことに、今まで何の感謝もしてこなかったけれど、本当に平和って貴重だな、と今回は特に思いました。家族もできたしね・・・。

それでも会社は通常業務を行え、と言う・・・。
はぁ?何のため?
家族に心配かけて、客先にも大丈夫なんですか?と逆に聞かれたりするけど、会社としてはちゃんとした理由がないと業務停止することができないんだろうね。
- 危険地域内なので、業務停止します。→◎
- 社員とその家族が危ないかもしれないし、何も起こらないかもしれない→△→×
- 社員とその家族の生命に危険が及んだので、業務停止します。→◎
会社的判断は、個人の幸せとはズレることが多い。


会社からは、個人で情報収集に努め、危険地域には近づかないように・・・程度の呼びかけ。これっぽっちのアナウンスで十分だと思っているのかな?何かあってからでは遅いし、どうせ大したことをしてくれなさそうなので、自分で判断して本日自主休業。


晴とゆっくり家で過ごしますかな。
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