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変な夢

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その日僕は、ラクダの去勢を行う手術の執刀医を命ぜられていた。去勢したラクダを神への捧げ物とすれば、人類は絶滅の危機から救われるのだという。なぜそんな人類の存亡に関わる大役が僕に任されることになったのか、去勢したラクダを捧げるとなぜ人類が救われるのか、数々の疑問を残しつつ、しかしそれらは夢の中のことなので当たり前の事実として淡々と流れていく。

まずは捧げ物にするためのラクダを探しに行かねばならない。しかし驚いたことに実家の近所の小林さん(実名)の家では、いつの間にかラクダの飼育が行われているという。どうして静岡市清水区でラクダの飼育なのかまったくもって訳がわからないが、とにかくさっそく実家に帰り小林さんの家に行くと、いい型をしたヒトコブラクダが駐車場をのっしのっしと歩いていた。小林さんに事情を話すと、たかちゃん(僕は実家周辺ではこう呼ばれている)のためなら、と一番型のいいラクダを無償で提供してくれた。ありがとう、小林さん。

変な夢_b0027109_14344974.jpgさて、舞台は一気に手術室へと切り替わる。すでに全身麻酔をかけられたラクダが手術台の上に横たわっている。助手として俳優の岩松了さんがなぜか付き添ってくれていて、大丈夫ですよとささやき声で励ましてくれる。そこで初めて気づいたのだが、僕はそういえば、手術のやり方というものを全く知らない。さっそく獣医の友達に携帯で電話をかけるが、ダイヤルボタンがうまく押せずになかなか電話が通じない。こうしているうちにもラクダはどんどん灰色へと変色していく。ふと見ると、ラクダは頭だけを残して体はほぼ人間の形になっていた。

こうなってしまえば、自分と同じ構造なのだから話は早い。袋の端っこをつまんでそこにはさみを入れる。そうして金玉をえぐりだし、精子を送る管をじょきんと切ってしまえば終わりである。ところがその管がなかなかうまく切れない。岩松さんにも手伝ってもらい、力をこめて管を切る。

じゃきん!その音と共に僕の股間に激痛が走った。下を見ると股間から流れ出る血で、床がどんどん赤く染まっていく。岩松さんに助けを求めると、「まっ、後は何とかなるでしょう」と訳のわからないことを言い残して、手術室から出て行ってしまった。ふと手術台を見ると、ラクダの頭は、いつのまにか僕の頭にすげ代わっていた。つまり手術台の上に横たわっているのは、僕そのものだったのだ。


ここで夢は終わり。
久々に変な夢を見たのでつい書いてしまいました。
ところでどうして夢って人に話したくなるんでしょうねえ・・・。
それでもって、聞いているほうはちっとも面白くないんですよねえ。

ちなみに下の写真は、山岳民族の村の売店で見つけた漢方薬。左がトラのチンコと玉(3000バーツ)、右が熊の胃袋(2000バーツ)です。この夢を見た次の日に見つけました。
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では。
by beerman7 | 2007-10-02 14:35 | 雑記