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P・P・K 推奨!?

ウチのじいちゃんが10/3に死んじゃいました。
僕は5歳近くまで一緒に住んでいたこともあり、たくさんの影響を受けています。
だからじいちゃんがいなくなってしまったことは本当にものすごく悲しいことなんですが、地元の清水に帰って十分にお別れをしてきたし、孫代表で弔辞を読み、自分の想いは表してきたのでここでは書きません。

それにしても会場に入りきれない人が出るほど大勢の方にみえていただき、生前じいちゃんの関わった人の多さに驚くとともに、すごく羨ましいと思いました。全く知らない方から思い思いにじいちゃんとの思い出話をしてもらって、それがとても嬉しかったです。おじいちゃん・おばあちゃんばかりだから同じ話しを何回も繰り返しちゃうんですけどね。でも本当に温かいお葬式だったと思います。

さて、弔辞の中でこんなことを話していた方がいました。その方はじいちゃんが学長をやっていた日知大学という、旧清水市辻・江尻公民館の高齢者の生涯学習サークルの代表の方でした。
「吉田さん(じいちゃんの苗字)はP・P・Kを推奨していらっしゃいました。P・P・Kとは、ピン・ピン・コロリです。死ぬ直前までピンピンして、突然コロリと逝きましょう!先日もそんなふうに話していらっしゃいました」
これには結構ウケました。お葬式にも関わらず、会場からも笑いが漏れていました。
実はじいちゃんは地元の小学生に昔の清水の歴史を教えるべく、夜中にその原稿を書いている途中にパソコンの前に座ったまま息を引き取っていました。まさに生涯現役!非常にじいちゃんらしい最期でもありました。自らP・P・Kを推奨し、そのまま逝ってしまったじいちゃん。とても誇らしいです。

でもね、ただひとつの心残りは先日やろうと決めたインタビューができなくなってしまったこと。“思い立ったが吉日”、“一期一会”。昔の人はすごいなあ。人の死がもっと身近にあったんでしょうね。死を忘れないことは大切です。メメント・モリですね。

それにしてもこんなに突然死ぬなよなー(怒)。
構成も考えたし、バックに当てる音楽も考えたし、ビデオカメラも手配済みなんだぞ。
by beerman7 | 2004-10-05 23:10 | 雑記