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抱き合わせ

その昔ぼくが小学生だった頃、任天堂からファミリーコンピュータが発売されたことは、当時のボクらにとって大変センセーショナルな出来事であった。今のゲーム機からすれば比べ物にならないくらいの低性能かもしれないが、それまでのゲーム機って、せいぜいエポック社のカセットビジョン(知ってる?)とかだったわけですから。

ぼくは特にゼビウスとスーパーマリオとドラクエⅢが思い出深いね。くりぼーを踏んだときの「はふっ」っていう音とかレベルアップの音が夢にまで出てきたりして・・・。ゼビウスで敵にぶつかっても死なない裏技のボタン操作だっていまだにそらんじているものね(↑↑↓↓←←→→BAだよね? ←間違いらしいです)。Ⅱコントローラーにマイクがついていたり、接触が悪いときはカセットの金属接点をふーっと吹いたりするなど、今思えばなかなかに愛すべき存在なのであったのよね。

しかし大変な人気のために小売店はどこも在庫切れとなり、コネクションを使って購入するクラスメートなども出現し、日本的資本主義は真の平等ではないことを知ったのもこの頃であった。やがて完全に売り手市場と化した市場では、人気がなく売れ残ったソフトとファミコン本体とが抱き合わせで販売されるようになり、その是非をめぐって一時期話題になったことを記憶している。

そんなことも今となっては懐かしくあるのだがしかしこの組み合わせはどうだ。
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「カレー」と、「かけ 又は もりそば」。ぼくの味覚を表現すればねじれの位置関係にある両者だと思うのだが、いかがであろうか?たとえそれが100円お得だったとしても、食べ終わったときに胃のなかでそばとカレールーとだし汁とごはんと福神漬が混ざり合っている状態を想像すると、お得感が吹き飛んでしまうのは、ぼくだけであろうか?

ちなみにカレーうどんにだし汁が入っているのはうまいと思うんだよ。
ぼくもカレーを作るときにシーフードの時はカツオダシ入れたりするもんね。
(この看板は上野駅前で見つけました)