THAI PREMIRE LEAGUE 2

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先日購入したCanonの1D4を携え、バンコクから車で2時間ほど南東に下ったシラチャーという町にあるSUZUKI スタジアムへ。せっかくシラチャーまで行くので、家族とともに早めに出発し、何年か前に食べておいしかった海辺のシーフードレストランに寄る。サミティベの斜め向かいにあるお店だ。口に入れた瞬間、素材からしてまず違うことがわかる。味付けももちろんいいけど、新鮮な素材を口にすると体が喜ぶ。撮影前なので、僕は残念ながらビールを飲まなかったが、Yuikoはビール片手にいつにもまして饒舌だ。



シラチャーという町は、南の工業団地で勤務する日本人が多く住むため、日本人学校もあるし、日本人向けの居酒屋などもかなりあり、もし知らずに旅行などで突然に出会ったら、なぜこんなところに日本人街が?とびっくりするようなかなり唐突な感じの町だ。ただ海辺でのんびりしているし、暮らしやすそうではある。

さて、サッカーサッカー。今まで3回ほどプロサッカーを撮影してきて、シャッタースピードと連写性能の重要性に気付き、1D4を購入したわけであるが、今回は初めてそれを使うことになる。1D4は常用感度12800、連写は10枚/秒を実現したカメラである。レンズは、400mm f5.6。シャッタースピードを上げたいと言いながらレンズが暗いのは、300mm、400mmのf2.8なんていうレンズは50万円以上もして手が届かない。300mm f4.0というレンズは値ごろ感があって、x1.4のテレコンをかませれば、400mmでf5.6でも使えてなかなか良いかなと思ったが、ネットで調べると連写速度が遅くなってしまうとのことだったので、結局それも諦めて、庶民的価格の望遠レンズである400mm f5.6を導入することにした。

望遠の単焦点というのはたいてい高価だが、ある種のあこがれはもちつつ、でも汎用性が高いわけでもないので、なかなか手の出ない類のものである。しかも、スポーツ写真は撮影位置が限定されることがほとんどなので、ズームを使った方が利便性は高い。それでも多くのスポーツ写真家がそれを選択するのは、その描写性能とレンズの明るさの確保のためだろう。シグマが120-300mm f2.8という面白いレンズを出しているが、描写性能はそれなりだろうし、400mm f2.8なんていうのは、単焦点でしか実現できていない。

僕が選択したレンズの暗い分は1D4の高感度耐性に期待することにした。αでナイターの試合を撮っていた時にISO6400で、SS1/500~1/640くらい確保できていたので、1D4ならば1/800くらいまで上げられるだろうという見込みはあった。1D4の常用感度は12800までだが、果たしてノイズがどこまで許容できるかによって、その上限が決まるなあ、というのは現地で撮影しながら決定しようと思っていた。

で、始まってみると、最初は初めて使う単焦点400mmに戸惑ったりもしたが、徐々に距離感をつかめるようになって、撮影可能な距離に入った時のみ撮影に集中するということができるようになってきた。SSは、1/640または1/800、絞りはf5.6に固定し、ISOをオートに設定。露出はカメラ任せになってしまうが、ナイター照明の光の加減で露出値が変わるのを自動でやってくれるのは本当に楽ちんだ。その分、撮影に集中できる。

思ったのだが、高価なカメラになるほど、撮影そのものに集中できるような気がする。ある意味、究極のバカチョンカメラである。(ちなみに、バカチョンカメラというのは、差別用語ではないという認識で使ってますが、他にいい表現があったら教えてチョ!) そういう細かな機能が本当に撮影を助けてくれるので、それなりに使いこなせれば、確実に歩留りは上がるというものである。

さて、撮影を終えての感想をば。単焦点の画質には満足。暗いのがネックだけど、選択としては間違えていたかったことにホッとする。だって、すげー高かったし…。あと1D4のISO12800もWebにアップする程度なら、まったく問題なし。今回の新機材導入は、人生で嫁の次に高価な買い物ということで、2か月ほどもぐじぐじと悩んだ末の購入であったが、お金を出しただけの性能を手に入れることができたことを今回の撮影で実感できた。

ということで、今後もばんばんサッカーを撮りに行くのだ!


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by beerman7 | 2012-07-15 23:59 | PHOTO