なぜそっちを選ぶ、と突っ込みつつ、やや嬉しかった の巻

先日、Halの通う幼稚園の父親参観なるものに参加してきた。普段Yuikoから話は聞いていたものの、目の前のHalの行動はかなり目に余るものがあった。先生が絵本を読むのをみんなが輪になって取り囲む中、彼は別室でミニカー遊びをしていたり、お父さんと一緒の椅子取りゲームのようなミニゲームでは、勝手にルールを作って(彼の中に独自のルールがあるのは分かる)、その場を混乱させたり、およそ集団行動に適さないことばかりしていた。思い込みかもしれないが、あんたがHalの父親なのね、と人の先生からは冷たい視線も浴びた。

集団に馴染もうとしないHalを見ていて思い出したのは、自分の幼稚園の頃の話。当時、園内に放し飼いの鶏がいた。そいつを捕まえて空に放つと、ブサイクにばたばたと羽をばたつかせて3mほど向こうに着地する。そんな遊びに夢中になっていたら、いつの間にか休み時間は終わってグラウンドに僕一人になっていた。気付くと教室の中から先生とクラスメイトがみんなで僕のことをニヤニヤ笑いながら見ていた。教室の鍵が内側からかけられていて、僕はグラウンドに閉じ込められた形になったわけだ。今も時々そうだけど、僕は夢中になると本当に他のことが届かなくなってしまう、そういう子供だった。

それがうまくかみ合えば注目される存在になったし、かみ合わなければ疎まれることになった。ある頃からは、集団行動をする上ではこうしたほうがよいということも分かっては来たが、時すでに遅く、こうしたほうがよいという世間的な基準など、どうでもいいと思ってしまっていた・・・。そんなだったので、楽しい思いも、しんどい思いも人より少し多いほうだったんではないかと思う。Halもそういう部分では似たような人生を送るのかもしれないな、と思う。


で、親としてどうするべきかを考えるわけだけど、そんな彼の性質を集団に馴染むよう矯正するのではなくて、モーターレースのピットのような、彼が再び走り出すための戻ってくる場所になりたいな、と思う。パパとママが彼にとって絶対的な場所だったら、元気に幼稚園に行けるはず!と思うから。そういうピットクルーに僕はなるよ。なぜなら、集団に馴染んでないようなHalのほうが、Halらしいと思うからね(笑)。
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by beerman7 | 2012-06-25 21:03 | HAL・HANA