嫌というまで抱きしめて

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長男気質の僕から言わせてもらえば、
俺のことが好きならばお前の方から来いや!と言いたくなる。
仕事を終え「ただいまー」と家の扉を開けたときの、
「あー、帰ってきた!」というお前の表情を
この俺が見逃しているとでも思っているのかい?

冷静を装ってはいるがアンパンマンDVDをうわの空で見ていることも、
すべてお見通しだということに君は気付いていないのか?

Halは、僕が仕事から帰っても、僕から働きかけない限り、
自分から近寄ってくることはない。
なぜだ!この俺の愛情を疑っているのか!試しているのか!
まったく・・・、母親に似てかわいくないのう。

まあしかし、たぶん本当に試しているのだろうな。
時々しか家に居なくて、
でもそれなりに自分をかわいがってくれるこの人は、
自分の味方かどうかを彼なりに見ているのだと思う。

それを面倒だと思って適当な対応をすれば、
ああこの人は気分で対応する人なのだな、とか、
信じようと思ったけれど少し距離をおこう、とか、
言語を持っていなくとも、そういう感覚は持つのだと思う。

自分の小さい頃を思い返してみれば、
十分なボキャブラリーがなかったために言い返すことはできなかったが、
今思い返してみると、やっぱりおかしいよな!ってことって結構あるもの。
横山先生とかさ。

大人という立場と力で抑え込まれた感情は消えることはないし、
逆に幼い自分のところまで降りてきて語りかけてくれた大人は、
いつまでも格好いい人として、心に残っているものな・・・。

軽く無視されながらもこっちから働きかけてしまう僕はたぶん、
Halにとっていい父親だったな、といつか思われたいのだと思う。
でも頼むから、お前の方から俺に抱きついて来てくれ!


目標とプライドの狭間で揺れ動く父親より。
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by beerman7 | 2011-08-30 00:25 | HAL・HANA