マレーシア

会社のカメラサークル「Siam Paparazzi」のメンバーと、撮影旅行のためマレーシアへ。主要メンバーの一人であるYamはタイでの駐在を終えて日本に帰任したものの、日本で働くのが嫌で新しい職を求めシンガポールに移り住んだというツワモノで、撮影会はいつもバンコクで開催していたのだが、今回はタイメンバーとYamの住むシンガポールの中間点(?)のマレーシアで行うこととなった。

そして今回、メンバーではないがYuikoとHalもそれに同行することとなった。Halは以前、日本には帰ったことがあるものの、航空券のみでホテルも現地で探すという、ほとんどバックパッカー的旅行なので少し心配。まあ僕らの子に生まれたので仕方がないと思ってもらうしかない・・・。
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さて、今回の撮影テーマは「The land of muslim(イスラム教徒の地)」ということで、イスラムらしさって何?というところから考えなければならない。基本的に行き当たりばったりで撮っていくのだが、服装や建物などは絵として分かりやすいものの、もう少し生活と宗教が溶けている感じが出せないかな、と考えるがこれがなかなか難しい。またアイデアを思いついたとして、その瞬間を切り取るのがまた難しい。逆にカメラをぶら下げて歩いていると突如向こうから被写体がやってくることもある。まあそんなところがテーマを決めて写真を撮ることの面白さなのである。

ところで、マレーシア。
シンガポールとタイの間に位置する国だが、印象としてはシンガポールに近く(もともとは同じ国だった)、都市整備が進んでいる。タイと違って歩道は広く、陥没しているところなどなくて歩きやすいし、道路はインターロッキングが組まれている。国の経済状態が良く、公共投資が進んでいるのだろう。けれども旅行として訪れたとき、「マレーシアといえばココ!」的なシンボリックなものがないのが残念だ。シンガポールに行ったら、たぶん100%の人がマーライオンを見に行くと思うが、そういうものがない。(かといって、マーライオンを見て喜ぶ人もいないと思うが・・・。) 遺跡とか特徴的な国民性とか、そういうシンボリックなものを見たり感じたりするのが旅行のひとつの楽しみだと思うが、タイに住んでいることも手伝ってか、新鮮味をほとんど感じることはなかった。マラッカとかぺナンを訪れたらまた違った印象が得られるのかもしれないけれど・・・。

特徴的なことをあえて書けば、穏やかな人々。街中でクラクションはほとんど聞かれない。なんだか全体的に主張が弱いのだ。民族は、マレー系、中華系、インド系が混在しているが、それぞれの文化、風習、宗教を生かしたまま暮らしているところが面白いが、穏やかな印象はぶつかり合わないための知恵がそうさせているのかもしれない。市場での食材の価格はタイとそれほど変わらないが、食堂や宿などはタイと比べると高い。酒もイスラムの人が多く一部の人しか飲まないためか比較的高価。また酒の代わりに喫煙率が高いためか、そこいらじゅうでタバコのにおいがする。

そんなこんなで、新たな国を訪れた!というコーフンは特別なかったものの、旅の空気を久々に楽しんだのであった。

下記、Siam Paparazziのブログです。
Mission#9 「Land of Muslim」
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by beerman7 | 2010-11-01 21:21 | PHOTO