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第二子誕生

12月10日午前3時04分、娘「花」が誕生しました。
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出産の立会いというのは、Yuikoが実際どう思っているかは分からないが、
僕自身としては、嫁の頑張っている姿を間近で感じられて、
出産が本当に大仕事であることが分かるし、
何より産声を上げた瞬間の感動は何事にも代えがたいものであった。

自分たちの子供が生まれたという事実よりも、
ひとつの命がこの世に生まれてきたということに、
人間のもっと根源的で動物的な、すごく絶対的な、
身体の奥底にある「何か」が感動で震えた。

子供が生まれ、育っていくこと。
僕にはそれ以上に幸せなことが思い浮かばない。
いや、それさえ叶えば自分は幸せだと感じられると思う。
生活していく中でのミクロな視点で見ればもちろんいろいろあるのだが・・・。

さて今回。
僕は娘が生まれたということよりも、
それによってHalがどんなやつなのかが、
前よりもよく見えるようになった気がする。

彼は今日、12月13日でちょうど2歳の誕生日を迎える。
子育てを経験していなかったら、まだ2歳と思うところだが、
2年間、彼と付き合っていると、それなりに見えてくるものである。

おそらく彼は、自分の妹が生まれたことを理解している。
そして自分がしてきてもらったように、母親の力がなければ、
その妹が一人では生きていけないことも分かっているように思う。

それは彼の健気とも言える行動に現れている。
普通2歳なら、お母さんしかダメな時期である。
ところが夜、病院から家に帰るときも、素直にママにバイバイする。
そしてその後は、一切母親の方を見ようとはしない。
見れば、自分の決心が崩れてしまうことを知っているかのように。

家に帰って、二人で遊ぶ。
いつもは母親がいたその空間の隙間を埋めるかのように、
以前よりも大きな声で笑うようになった。

朝、僕が幼稚園に送っていく。
入口で僕にしがみつくが、あるところまで行くともうわがままは言わない。
すたすたと中に入っていく。
わがままを言ったらパパが困ることを知っているかのようだ。

どこまで分かっているのか、本当のところはよく分からないが、
彼の心が一生懸命に食いしばっている、そんなふうに僕は感じる。

夜、眠りに落ちそうな彼の頭を撫でながら、
まだ2歳なんだからさ、そんなに頑張らなくていいんだよ、と話しかける。


ちなみに彼は全裸で寝ることがこの頃のマイブームで、
寝る頃になると、
服やオムツを「いやーん、いやーん」と引き剥がそうとしながら、
全裸になることを希望する。希望通り全裸にしてやると、
左手は指しゃぶり、右手ではチンコをいじりながら眠りへの助走を始める。

そのチンコは勃起してしまっているので、
僕が頭を撫でているシーンを知らない人がもし見たとしたら、
幼児愛好家とそれに反応する幼児の図にしか見えないだろうなあ・・・。
by beerman7 | 2011-12-13 21:22 | HAL・HANA